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ダイエット…この言葉を耳にしない日はありません。
老いも若きも男も女も「何かいいダイエット法はない?」が挨拶代わりという豊かな時代ですが、どのダイエット法も一時のブームとなり自分には合わないわ、と途中であきらめまた次のブームに…と情報にのせられてばかりで、結果が出ないという人は多いのではないのでしょうか。
一つのダイエットサプリを摂ったから、即体重減を期待するのではなく、まずなぜ肥満がよくないのかを知り、自分の選んだ方法や食品(サプリメント)が体のどの部分にどのような働きかけをするのか理解する、そしてどうせならその費用を無駄にしないために、自分にできる少しの努力をプラスして長い目で取り組んでいきませんか。
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体脂肪の9割。お肉でいうと白い脂身そのものです。
お腹のブヨブヨ、病気のモト、嫌われるばかりの中性脂肪ですが、役に立つこともあります。糖の2倍以上のエネルギー源として、また体温を保ったり、衝撃からのクッションになったり。昔から人間の体は、非常時に備えて、この中性脂肪をため込む仕組みになっています。本来備蓄用なのですが、欧米型食生活への変化や、科学の発達による運動不足などによりたまる一方になってしまったのでしょう。
そして現在さらに深刻なのは『それ程太っていないのに体脂肪率の高い人が増えているということ。つまり内臓に脂肪がつき、血液中の中性脂肪値の高いどろどろ血の人の増加』なのです! |
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皆さんご存知の通り、中性脂肪のたまり過ぎイコール肥満ですが、どの程度の肥満なのか肥満度を数値で表してみましょう。
ex)身長154cm、体重60kgの人の場合、60(kg)÷1.54(m)÷1.54(m)=25.299・・・
上の表と照らし合わせるとこの人は上から3番目の欄「太り過ぎの可能性」があるということ。
ただ、このBMI方式だけでは筋肉モリモリの人の指数が高く出たりもするので注意。併せて体脂肪率も測定してみてね。
体脂肪率→男25%以上、女35%以上は中等度以上の肥満。要注意!!
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皮下脂肪型 (・女性に多い・お腹から下半身にかけての脂肪多) |
皮下脂肪細胞は、細胞の数を増やして体脂肪を蓄えていきます。皮下脂肪は一度たまるとなかなか分解されません。なぜなら下半身、お尻は毛細血管の数が少ないので、エネルギーとして使われにくいのです。
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内臓脂肪型 (・男性に多い・腹部に脂肪集中) |
脂肪細胞そのものを膨らませて脂肪を蓄えていきます。内臓脂肪は、まわりに血管が発達していて、すぐに分解して血液中に送り出せるので、内臓脂肪型の方が中性脂肪と血中にあふれさせやすいのです。
『内臓脂肪が増えると、高血圧や糖尿病などいろいろな病気が合併してくる。ついには血液中に中性脂肪が溢れ出てきてそれが動脈硬化につながる」のだそうです・・・。女性も更年期以降こちらのタイプになってくる・・・。
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これも中性脂肪と同じ脂質の仲間。脂肪のように目には見えませんが体内に広く分布しています。もう一つの脂質であるリン脂質とともに、細胞膜の構成やホルモンの材料になるなど、生きていく上で不可欠なものです。
コレステロールは、血液中では水に溶けないためにタンパク質粒子と結合して、血中を移動しています。これを、リポタンパクと呼びます。リポタンパクには【HDL】と【LDL】という2種類がありコレステロールの運び方が異なります。
【LDL】・・・悪玉コレステロール
肝臓から細胞に必要なコレステロールを運び貯蓄します。
【HDL】・・・善玉コレステロール
細胞で不必要となったコレステロールを回収して肝臓へ運びます。
健康な人はHDL・LDLのバランスが取れており、必要な分だけコレステロールが運ばれ、余れば回収される仕組みになっているのですが、何らかの原因でLDLが増え、HDLが減ると、どんどんコレステロールが蓄積され、動脈硬化の原因となるのです。
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中性脂肪の増加も原因の一つです。
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やはり食生活の改善が一番です。
具体的には…
(1)過剰摂取をしない〈糖(甘いものだけじゃなく、スナック菓子もすごい!)・アルコール〉
なぜかというと…
★食物からとった糖分は多すぎると、インスリンというすい臓から出るホルモンが脂肪細胞の中に糖分をまねき入れ、なんと中性脂肪を合成してしまうのです。
★アルコールは、脂肪に形を変えてから燃焼するので、過剰な分はこれまた中性脂肪になって肝臓にたまるのです。
(2)夕食は控えめに
なぜなら…
朝や昼は、エネルギーは使う方へ作用していくのですが、夕食は、ため込む方へ作用するので、同じエネルギーでも太りやすくなるのです。その上夕食後は動かないー…。
(3)食べるなら和食で
なぜなら…
植物性の油や魚、食物繊維がとりやすいからです。これらはLDL(悪玉)コレステロール値を下げたり、脂肪の体外排出に一役かってくれるのです。
(4)食事と一緒にプーアール
くわしくは当店小冊子にて
☆リパーゼが脂肪を分解してくれます。
(5)ダイエットサプリの利用も考えてもいいと思いますョ。
それと運動(ウォーキングでOK)をしてストレスをためない(ストレスまで…血中に脂肪を放出させるそうです…)
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