いつの日も、いつの時代も女性にとって永遠のテーマ「美肌」。遠く隋の時代より肌を美しく保つため、様々な方法がなされてきました。泥パック、馬油、ハチの子・・・etc。数千年を経た現在も変わらずある民間の美肌法には驚かされます。
その一方では、ここほんの数年のうちに、めざましい発達をした美容外科、ピーリング、レーザー療法、たんぱく質の注入、温熱療法、イオン法・・・。多くの方が経験し、またはしてみたいとお考えでしょう。
今の時代ならではの外からの美肌。享受し明るい気持ちで過ごすことは肌にとって、とてもいいことなのです。
そして、せっかくだからもう一歩、その手に入れた美しい肌を少しでも長く維持できればと思うのです。肌は再生します。自分の細胞を自分の力で元気にしていければ、外からそして内からの力で理想の肌がつくれるのではないか、そんなお手伝いが出来れば、嬉しく思うのです。
まず
今回は皆様に、お肌の仕組みを知って頂きたいと思います





私たちが毎日必死でお手入れしているのは、上図(1)の「表皮」と呼ばれる部分。厚さわずか0.2mm。その薄い表皮はさらに4つの層に分かれます。
(図(1)
)皆さんCM等で一度は耳にされているのは最外層の「角質層」ではないでしょうか。この角質層、名前が通っているわりに、わずかラップフィルム1枚という薄さ20ミクロン(100分の2ミリ)しかないのです。
でも驚くべきことに、この薄っぺらい膜が、外部からの有害物質や病原菌から身を守ってくれるのバリアーの主役なのです。また、人体の70%を占める水分を外に逃がさないようにも頑張っているのです。
バリアー機能を追求するのなら、頑固な金属やプラスチックであれば楽なのに、人の肌は、温かくやわらかいから、ふれあいがある。角質層は、さらに自身も20%程の水分を含み、NMFやセラミド皮脂との関わりで、強いけど温かい存在でいるのです。

 
書いてくれているようにボクたち角質細胞は、とっても重要な任務があるんだ。だからいつも元気いっぱいでいなきゃいけない。
その為に28日で新しく生まれ替われるんだ。命が短くて残念だけど精一杯働いているから大切にしてほしいんだ。もし傷つくと、そこから嫌なバイ菌が入ってきちゃう。その上、大事な水分も外に出ていっちゃって、ガサガサになっちゃう。 
ボクを傷つる急な日焼けやスクラブ洗顔、ピーリング、ゴシゴシ洗いは、できるだけ避けてね。やさしく泡で包んで・・・

細胞が急いで修復しようとする
不自然なターンオーバー

いい加減な、キメの荒い
角質細胞を作る

×それでまたまたトラブル×



先述の通り、薄〜いすけて見えるような角質層ですが、さらに拡大してみると一層のペラペラのものではなく、平べったいポテトチップスのような角質細胞がなんと10〜20層にも重なって、屋根瓦のように、また魚のうろこのように重なっているのです。
角質細胞は、生体の中で一番硬い線維のケラチンタンパク質で充たされており、また細胞間脂質がその間でさらに水分を含み、またバリアにもなっています。
このような構造を通過するのは、微生物にとって非常に困難であり、水のような分子量の小さい物質でも自由には出入り出来ないのです。
ですから、正常な角質層へもつ所へクリーム、美容液をいくらつけても皮膚内へ吸収して、元気になるということはないのです。
また、皮膚呼吸なんて言葉よく耳にしますが角質細胞は、基底細胞から上へ上がってくる直前に、核やミトコンドリア等の細胞内器官を全て捨ててくるので、決して肺のように酸素と炭酸ガスの交換は行われないのです。




ちょっとひと休み

枕かクッションの上に硬化をのせて、その上にほっぺを10分間のせてみて下さい。後が消えるまでの所要時間であなたの弾力年齢が分ります。

*実年齢と比べいかがでしたか?
15分以内
10代
16〜25分
20代
26〜35分
30代
36〜45分
40代
46分以上
50代以上




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